プロジェクトの開発者がCoinDeskに語ったところによると、Flokiの上場投資商品は2025年初頭にヨーロッパで開始される予定だという。
知っておくべきこと：
ミームからユーティリティに転向したプロジェクトFlokiは、早ければ第1四半期にも上場投資商品の基盤となる可能性がある。
開発者は、水曜日時点で160億トークンを保有するトレジャリーウォレットから、ETPに必要なFLOKIの一部を割り当てることを提案している。
承認されれば、FLOKIはドージコイン（DOGE）に次いで、ヨーロッパで機関投資家向け商品を持つ2番目のミームトークンとなる。
ミームからユーティリティに転向したプロジェクトFlokiは、正体不明の資産運用会社と協力して、FLOKIトークンを追跡する上場投資商品（ETP）を開発しており、新年早々にヨーロッパの投資家が利用できる可能性があると、開発者の1人がCoinDeskに語った。

承認されれば、FLOKIはドージコイン（DOGE）以外でヨーロッパで機関投資家向け商品を持つ唯一のミームトークンとなる。
「私たちは、かなり前から、評判の高い資産運用会社やETP発行会社と積極的に協力して、Floki ETP（上場投資商品）を立ち上げてきました。何ヶ月にもわたるデューデリジェンスと骨の折れる努力の末、Floki ETPは2025年第1四半期初めに稼働する予定であると聞きました」と、リード開発者Bは水曜日のテレグラムメッセージでCoinDeskに語った。

開発者らは、製品が稼働したときに早期に流動性を提供するために、Floki DAOコミュニティからの承認を求めている。投票は48時間行われ、12月27日11:00 UTCに終了する。

彼らは、ETPに必要なFLOKIの一部を、現在の価格で280万ドル強に相当する160億トークンを保有するトレジャリーウォレットから割り当てる承認を求めている。そのウォレットのトークンは、別のコミュニティ投票の通過から3年以上かけて公開市場から購入された。

この提案が承認されれば、FLOKIトークンはFlokiの所有物のままETPに流動性を提供し、ETPに十分な第三者の流動性があれば引き出すことができる。

「Floki ETPは現在、最終段階にあり、スイス最大、欧州で3番目に大きい証券取引所であるSIXスイス証券取引所で取引可能になる」とB氏は述べた。「Floki ETPが稼働すると、機関投資家、規制対象企業、個人投資家は、規制された方法でFLOKIに投資できるようになる」

B氏は、公開価格、ファンド構造、機関パートナーなど、ETPに関する詳細は秘密保持契約により開示できないと述べた。

FLOKIは過去24時間で1.1％上昇しており、これは暗号通貨市場全体と一致している。