Suiと21Sharesは、機関投資家の関心の高まりとオンチェーン活動の大幅な増加を受け、世界規模でのSuiの普及拡大に向けた新たな取り組みを通じて、パートナーシップを強化しました。

レイヤー1ブロックチェーンとスイスに拠点を置く上場投資商品（ETP）プロバイダーとの戦略的パートナーシップは、5月14日に正式に発表されました。これは、5月1日の最初の発表以来、両社の関係がより緊密になっていることを示しています。Suiは、21Sharesが支援する取り組みの中には、共同製品開発と研究が含まれると発表しています。

「Suiとの提携は、ブロックチェーンインフラの未来像を示唆しています」と、21Sharesの米国事業を率いるフェデリコ・ブロケート氏は述べています。さらに、「Suiは、長期にわたって暗号資産において中心的な役割を果たすための技術的基盤、DeFiおよび開発者エコシステム、そして機関投資家との連携を備えていると確信しています」と付け加えました。

この契約更新は、21Sharesが米国市場への戦略的進出の一環として行った動きの一つと考えられています。これは、Suiが提供するインフラを基盤として、欧州市場への進出を加速させるためです。「私たちは、次世代の製品コラボレーション、調査レポート、その他の取り組みのために、@21Shares / @21Shares_USと提携しました」と、Suiは本日Xの投稿で述べています。

このニュースは、Suiの分散型金融エコシステムが驚異的な成長を遂げている時期に発表されました。DeFiLlamaの統計によると、Suiは現在、世界第8位のブロックチェーンネットワークとなり、総ロック額（TVL）は約20億6000万ドルに達しています。これは過去1ヶ月で70%増加しています。
さらに、Sui Basecampカンファレンスでは、21Sharesの社長であるダンカン・モア氏もSuiを称賛しました。彼は次のように述べています。「Suiに関する最初の調査以来、Suiは業界で最もエキサイティングなブロックチェーンの一つになる可能性があると信じていました。…Suiとのロードマップ計画は、その確信と投資家の需要の両方を反映しています。」

また、今月初め、21Sharesは米国証券取引委員会（SEC）にSUI ETFの申請を行いました。これは、Suiと21Sharesの連携がますます深まっていることを示しています。